波括弧

制御構造が純粋関数的な操作を表現する場合や,制御の分岐が1行で書き表される場合には,波括弧は使わない方がいいでしょう。次の指針を覚えておいてください。

  • if - else節がある場合,波括弧はさけてください。else節がない場合は, 節の内容が1行であっても波括弧で括ってください。
  • while - 必ず波括弧で括ってください(whileは純粋関数の流儀では使えません)。
  • for - yield節がある場合は,波括弧は使いません。無い場合は,節の内容が1行であっても波括弧で括ってください。
  • case - case式が1行に収まる場合は,波括弧を使いません。1行に収まらなければ,表現明快にするため,波括弧を使います(パーサが要求する訳ではありませんが)。
val news = if (foo)
  goodNews()
else
  badNews()

if (foo) {
  println("foo was true")
}

news match {
  case "good" => println("Good news!")
  case "bad" => println("Bad news!")
}

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